3D TouchをサービスUIで活用する


iPhone 6s/6s Plusから導入された、

画面の圧力を感知する「3D Touch」。


Apple Watchで、「ブブッ」

ってなってたアレですが、

iPhone 6s/6s Plusでは「ライトプレス(Peek)」と「ディーププレス(Pop)」という2種類のプレスが使えるようになりました。


今回は、そんな「3D Touch」の使い所を紹介します。



■ かゆいところに手が届く、クイックアクション(Quick Actions)

ホーム画面でアプリアイコンをライトプレスすると現れるクイックアクション。


より少ない手順で目的にたどり着ける機能ですが、

サービスによっては、階層の深い機能を格上げすることで、

ユーザーの「かゆいところに手が届く」を考慮した最適な工夫がされています。


また、アクションは限られた個数(最大4つ)しか登録できないため、

「どの機能を入れようか」と、機能を取捨選択する事になります。

改めてそのサービスが持つ、独自の魅力について再認識する機会にもなるかもしれません。



■ 気軽に使える、ライトプレス(Peek)とディーププレス(Pop)

一般的な使い方としては、ライトプレスで情報をプレビューし、

ディーププレスで画面遷移するケース。

ライトプレス中に上にフリックすると、アクションシートが出るアプリもあります。

また、アプリによっては左右のフリックにも対応していて、

ものによってはショートカット機能としての工夫もできそうな感じです。



■ これは画期的! デバイスの負の特性をカバーした、Keyboard - Trackpad -

iOS9 のキーボードは、ディーププレスでトラックパッドに変化するようになりました。


端末が小型化しがちだったガラケー時代。

小型化に伴い、どんどん小さくなって押しにくくなるプッシュボタンに対して、

ソニー・エリクソンが推奨した画期的な「階段ボタン」。


ディーププレスと組み合わせたキーボードは、

「階段ボタン」に近いくらいの発明で、より詳細なカーソル操作が可能になり、

文字入力のユーザビリティが劇的に向上しました。



より便利にアプリを使用するために導入された「3D Touch」。

その可能性はまだまだ広がりを見せそうです。


しかし今の所、

キーボードをトラックパッド化する以外は、

日常生活ではいっさい使わないという現実ではあります。

Sugar Design

渋谷で働くデザイナー

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