先日、
前期の振り返りからの
メディアクリエイター組織の
次半期のマネジメント戦略と、
戦術を決めるべくオンラインで合宿を行いました。
全員の意識を統一し、
論点にフォーカスするためには
アイデアのビジュアライズが重要になるわけですが
普段はホワイトボードや付箋を活用するところを
オンラインということで
miroというツールが活躍しました。
https://miro.com
デザインツールのfigmaもそうですが、
リアルタイムで共同編集ができるツールの登場により
アイデアのプロセスが可視化され
より早い段階でフィードバックが返せるようになりました。
現在オンラインで開催している
クリエイターの新卒研修ですが、
先日インフォグラフィックスの課題提出がありました。
毎年みんなが苦戦するこの課題ですが、
苦戦するポイントとしては
「伝えたい情報に一貫性が無い」や
「ビジュアルに意味を持たせきれていない」など
そもそもの課題もありますが、
他人も自分と同じく
理解してくれるだろうという「思い込み」
という点があります。
我々クリエイターは、
アイデアのタネを見つけては広げて、
作っては壊すという
Scrap & Buildをとにかく沢山繰り返さなければ
誰もが認める良いアウトプットにたどり着けません。
もちろん、
アウトプットを自分以外の人に見てもらい
色んなフィードバックを受けているはずですが、
思ってる以上に「思い込み」は厄介で、
ベテランですらハマる罠だと思います。
自身が頭の中で考えていることを
アウトプットとして可視化することも重要ですが、
意図的にプロセスを可視化し、
早い段階から人目に晒し、
自身の考えとのギャップを理解し、
それが埋まっているか
を、常にネガティブチェックすることが重要です。
オンラインのツールのように
アウトプットのプロセスが嫌でも可視化されるものは別として、
自身のアウトプットを意図的に人目に晒し、「思い込み」を色んな視点から思考し直せるクリエイターは中々居ないし、
僕としても目指したいところだなと思いました。
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