オリジナリティのある目標設定

先週は
GW前の案件の追い込みに追われつつも
20クリエイター向けのオンボーディングや、
メディアクリエイターの目標設定レビューがありました。

新卒向けのウェルカムスピーチでは
「野望」の重要性について話しましたが、
目標設定がうまく立てられない人は大抵が、
「野望」と「宣言」が抜けている気がします。

メディアクリエイター組織では、
Q毎の目標設定の精度を上げるべく
数年前からCM(クリエイティブマネージャー)間で
メンバーの目標設定シートのレビュー会を実施するようになりました。

ピープルマネジメントを担う上で属人化を防ぎ、
どの組織規模でもメンバーに対して最適な目標設定が行われるように
横の目を入れつつ、精度を上げていく仕組みです。

その場でよく議論に上がるのが
「目標がTODOになっているかも」疑惑です。

本来、自分自身のために行うはずの目標設定ですが、
課せられたKPIを意識しすぎてしまい、
それを達成するための項目が
TODOとして並んでいるだけでは、
自分自身がやりがいを感じられない目標になってしまいます。

ようは
「その人の目標じゃないといけない理由」がないのです。

良い目標は
誰がみても具体的で、
達成のためのステップが分かりやすいものが
良いと思うのですが、
自分自身がわくわくするような「宣言」になっていないと
誰が立てても同じ目標になってしまいます。

本来はその、
本人がわくわくする「宣言」について、
事業的視点、技術的視点から妥当であるかどうかを
すり合わせるべく「目標設定面談」があるわけですが、
大抵の場合、その前段階の整理で終わることが多いです。


事業KPIや、組織が目指す枠組みの中で、
オリジナリティのある目標設定ができる人ほど
自分自身で仕事を創造し続けることができるので
おのずと

周囲からの期待や、
周囲への影響力が増し、

クリエイターとしての市場価値が上がっていくのだと思います。

主体的で、
オリジナリティのある目標設定が行えるようになると
たぶん、目標設定面談が好きになると思います。

Sugar Design

渋谷で働くデザイナー

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