リモートにおける仕事の質

先週は
GWということで、積ん読の消化と
長期化するリモート下におけるリスクについて思い巡らせた週でした。

1on1で久しぶりに会話をしたメンバーと
GW中の過ごし方や、延長されたリモート勤務について
ざっくばらんに話す中で、
各々、MTGやタスクの消化には慣れてきたものの、
漠然とした不安を抱えている人も多かった印象があります。

多分それは
自身の「仕事の質」への不安だと思います。

クリエイターは特に、
自身のアウトプットを人目に晒し、
様々な意見を元にスクラップ&ビルドを行いますが、
リモート下では、フィードバックが希薄になったり
真意の齟齬が生まれやすい場面も多く、
それを補うために普段以上にコストがかかります。

また、攻めの意識が鈍化しやすい状況下で、
仕事の質を上げるためには
従来のやり方を見直す必要がありますが、
大抵の場合、

これまで通りのやり方を変えることが億劫に感じられ、
これまで通りの考え方でなんとかなるだろうという淡い期待

が生まれやすい状況下にあると思っています。


GW中に読んだマーケティングの本に
ジョブズのこんな一節がありました。

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美しい女性を口説こうとした時に、
ライバルがバラを10本贈ったら、君は15本贈るかい?
そう思った時点で君の負けだ。
ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要だ。
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これは、
マーケティングにおけるコモディティ化(汎用化)の事例なので
ちょっとニュアンスは異なりますが、


今までのやり方をやり続けるだけでは事態は変わらず
今必要なことを改めて見極め、
場合によっては痛みを受け入れながら
この状況にアジャストしていく必要があるのだと思います。

no pain no gainって、
ほんとに便利な言葉だなと思いました。


Sugar Design

渋谷で働くデザイナー

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