リーダーシップは影響力

リモートも明け、
常態化に向けて世の中が進化する中、
この先の事業成長をより明確にするために
組織として振り切るべきポイントと、
それを実現するための組織戦略について
メンバーと人員計画を立てながら議論しました。

Q毎に立てている人員計画は、
今後の事業戦略から描く理想の体制と、
現状の体制とのギャップを理解した上で

・メンバーをどの状態まで引き上げていくのか
・組織としてどこに注力すべきか
・理想とのギャップの埋め方
というポイントについて議論し、
メンバー毎の目標設定の難易度や、
期待する部分などを明確にしていきます。

その際によく議論に上がるのが
メンバーの「リーダーシップ」についてです。

週末に読んだ
「あなたが上司から求められているシンプルな50のこと」
という本には以下のように書いてありました。

-----
「先頭に立て」
「周囲をひっぱれ」
「リーダーシップを発揮せよ」
というのは上司がよく口にする言葉。
しかし部下はなかなかそういうことをしません。

①前に出るのが苦手で
二番手として企画や戦略を練るのが好きな「参謀志向」

②自分のやり方で
自分なりの成果を出すのが好きな「職人志向」

この2つが圧倒的に多く、
「リーダーシップ」の真の意味に気づけていない
-----

「リーダーシップ」というと
確かに他者を「引っ張る」イメージがあり、
管理職のスキルっぽく聞こえるかもしれません。

でも、
少なくとも僕が期待している
「リーダーシップ」の真の意味とは
クリエイターとしての「影響力」についてです。

仕事を進める上で、
他者を巻き込んだり、
良いアイデアを浸透させるためには
自ずと周囲への影響力を求められます。

これは
マネジメントであろうと
2番手であろうと
職人であろうと
シニアであろうと
新卒であろうと
関係なく、

良い仕事をする上で
自分が与えられる「影響力」の大きさが重要であり
それに対して、周囲からの期待と責任がついていき
仕事の次元が変わってくるものだと思っています。


とはいえ、「影響力」と書くと
実態としてイメージしにくいと思うので、
キャリアとして、
「リーダーシップ」を求められるフェーズにいる方は、
ただ単に先頭に立つことを頑張るのではなく、
それぞれの役割において
「自信をもってリード」できる部分を見つけ
とことん磨き上げてみて欲しいなと思います。



Sugar Design

渋谷で働くデザイナー

0コメント

  • 1000 / 1000